ウリン材の色褪せ防止

ウリン材を使ってウッドデッキを作ろうと考えています。
ウリン材は使用しているうちに色あせてきてシルバーグレイに褪色するということですが、シルバーという色に馴染みがありません。
いったいどんな色なのでしょうか？
また、この退色を防ぐ方法はありますでしょうか？
赤茶色のきれいな色をできるだけ長く保ちたいと思っています。

タグ: ウリン, キシラデコール, インウッド

ウリン材に限らずどんな木も色褪せは発生します。
シルバーというのはちょっと極端で、実際には公園のベンチを想像するといいと思います。
古い公園のベンチを見ると、色がなくなってグレーになっているのがわかると思います。
シルバーグレイというのはその色です。

褪色を防ぐのは不可能

退色を防ぐ方法ですが、自然のものなのでこれといった方法はありません。
表面に塗膜をつくる塗料を使えば色を変えることはできますが、元の色を保つことはできません。
また、塗膜を作る塗料は、いずれ塗膜が剥がれてきますので、結果は同じです。

褪色を目立たなくするには

おすすめする方法は、ウリンと似た赤茶色の浸透性塗料を1年毎に塗ることです。
浸透性塗料を塗ることで、色褪せを遅くする、というか、色褪せを目立たなくすることはできます。
現場では透明の塗料を塗る場合もありますが、透明の塗料だと色褪せや汚れは防げません。
色付きのキシラデコールなどの浸透性塗料を塗ることをおすすめします。